「ジー・オー詐欺事件」大神元名誉会長に懲役18年
2007.07.02 Mon
組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)と詐欺の罪に問われていたジー・オーグループの元名誉会長・大神源太被告(44)が、きょう東京地方裁判所で懲役18年の判決を言い渡された。被告側は「会員は当たれば儲かり、外れれば損をすることを知っていた」として、詐欺罪には当たらないと無罪を主張していたが、青柳勤裁判長は「きわめて卑劣かつ悪質な犯行。動機に酌量の余地はない」と断罪した。
ジー・オー詐欺:元名誉会長に懲役18年 東京地裁
「ジー・オーグループ」の巨額詐欺事件で、組織犯罪処罰法違反と詐欺の罪に問われた元グループ名誉会長、大神源太被告(44)に対し、東京地裁は2日、求刑通り懲役18年を言い渡した。青柳勤裁判長は「長引く不況で預金が低金利に抑えられ、わずかでも収入を得たい心理につけ込み多額の金を詐取した。極めて卑劣かつ悪質だ」と非難した。
大神被告は「詐欺には当たらない」と無罪を主張したが、判決は「絶対的な指揮命令者の被告を頂点に、構成員が任務分担に従って自転車操業的に一連の詐欺を反復した」と断じた。また、アジア救済に立ち上がったという内容の主演映画を製作した点などにも触れ、「自らの権力欲を充足させるため、稚拙な思いつきのまま犯行を敢行した。動機に酌量の余地はない」と非難した。
判決によると、大神被告は97年3月〜02年1月、配当の見込みがないのに、広告宣伝費を出資すれば高配当が得られるなどと欺き、会員135人から計約13億4000万円をだまし取った。【銭場裕司】
毎日新聞 2007年7月2日 20時05分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070703k0000m040056000c.html


